濁度計の数字が小さくなったので、SSも同じだけ下がったと説明してよいでしょうか。濁度とSSは似た場面で使われますが、別の指標です。測定条件を確認し、同じ数値や一定の割合で置き換えないことが基本です。

濁度とSSは何を見ていますか?

濁度は水の濁りの程度を表す指標です。SSは浮遊物質の濃度を表し、通常はmg/Lで示されます。同じSSであっても、粒子の種類や大きさなどによって濁度が異なることがあるため、常に同じ関係になるとは限りません。

国土交通省の水質用語解説もこの違いを説明しています。濁度計の表示が水質の変化を知る手掛かりになることと、別の分析項目を代わりに評価できることは分けて考えます。

記録のどこをそろえて比較しますか?

確認欄 濁度の記録 SSの分析結果
項目名 濁度と測定方式 浮遊物質の濃度
単位 計器の表示単位を確認 通常mg/L
測定対象 センサー位置と時刻 採水位置と日時
条件 計器の点検・汚れ等の記録 試料と分析方法の記録

原水の濁度と処理水のSSを並べても、同じ対象の変化とは言えません。場所と時刻が違う場合は、その違いを報告書に残します。

自社の換算式なら使えますか?

換算を検討する場合は、対象の水と条件で両方を測定し、関係が確認できる範囲を専門の測定担当へ相談します。別工場や別の粒子で得られた関係を、そのまま自社へ適用できるとは限りません。

条件が変わった後も同じ関係が成り立つか、どこまでを日常監視に使うかを確認します。法令や契約で指定された分析の代替にできるかは別の判断であり、自己判断で測定項目を置き換えないでください。

増澤技研への処理相談にどう使いますか?

増澤技研へ研磨排水などの処理方式を相談する際は、濁度の推移とSSの分析結果を別々の資料として渡します。処理前後の試料と運転条件をそろえ、何の改善を評価したいのかを確認してください。

日常の監視、処理試験の評価、放流の確認は目的が違います。計器の導入や既存設備の点検についても、対応範囲を個別に相談します。濁度が低いことだけで金属や油分の評価まで済むわけではありません。

よくある質問

Q. 濁度1とSS1mg/Lは同じですか?

指標と測定条件が異なるため、一律に同じ値とは扱えません。表示単位と対象の水を確認してください。

Q. SS分析をやめて濁度だけ記録できますか?

必要な分析の目的や指定条件を確認します。日常監視の補助と指定分析の代替可否は別に判断してください。

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参考情報

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